特許第一号は?

特許法は、世界では1624年に英国で初めて制定され、日本では明治18(1885)年に制定された。
明治18年7月1日出願され、8月14日に特許された。
東京の京橋に住む堀田瑞松による発明で、「堀田錆止塗料及其塗法」と名付けられた。
簡単にいえばさび止め塗料とその塗り方に対する特許。
漆、柿渋、鉄粉などを素材にしたもの。
この特許第一号は、横須賀の海軍工廠で船底塗料として使用され、明治時代には、貴重な外貨獲得の元になったよう。
アメリカの特許第一号は、1836年6月13日にJohnRugglesの車輪に関する発明で、鉄道の車輪で、線路でのすべり防止の歯車を車輪につけるアイデア。
日本は船の船底塗料、アメリカ鉄道車輪が第一号。
日本は島国だから、アメリカは膨大な大陸だからと、国に置かれている環境を示していそうで、面白そうです。
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