なぜカルテは日本語では書かないの

カルテには熱、容態、問診の答え、症状の変化、診察結果、必要な薬名・分量などが記載される。
それだけの内容をなるべく早く、簡単に、しかも明確に問診しながら書くには、日本語の漢字、ひらがな、カタカナは不向。
それに、日本の医学用語の中には非常に読みづらいものがある。
「オタフク風邪」は「流行性耳下腺炎」、「ミズボウソウ」は「水痘」…
ドイツ語や英語などの横文字で書くと素早くかけるのである。
もちろん、患者から見てわかりにくくするカモフラージュという意味もあるが…
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