ハチは一度刺したら死ぬのか?

昔、被告・榎本敏夫の前妻・榎本三恵子はロッキー公判検察側証人として、田中角栄の5億円受領を裏付ける衝撃的な証言を行った。
記者会見で「ハチは一度刺したら死ぬといいますが、私も同じ気持ちです」と言い、流行語となったが、一度刺しただけで死んでしまうのはミツバチだけの話し。
他のハチは、何度でも相手を刺す事が出来る。
これは、毒針の先が、ミツバチでは沢山の逆トゲを持っており、一度刺してしまうと、針が体から引き千切れてしまう。
他のハチでは小刀のようになっていて、相手の皮膚を切り裂いて毒を注入することが出来る。
チハに刺された場合、「特効薬はアンモニア」と昔から言われ「小便をかければ良い」なんて、いわれていたが、全くの見当はずれ。
ハチの毒の成分が、蟻酸の一種と考えられていた時代の名残りかもしれません。
刺されたら、まず、巣が付近にある事があるので、その場から離れ、傷口を流水で洗ったり、濡れタオルで当てたりして、毒液を薄める。
アロエ等の多汁植物の汗を利用しても、毒性を薄める事が出来る。
そして、湿布などて冷やしながら速やかに医師の手当てを受ける事が大切。
人によっては、刺されてから一日たってから、発熱する事もあり、油断は出来ない。
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