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温泉用語集
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飲泉
└温泉を飲むことで温泉療法のひとつ。必ず湧出口から飲む、飲泉は泉質により飲み方に注意する必要がある。

うたせ湯
└湯滝をあびる方法で滝湯といわれる、湯のが落下エネルギーでマッサージ効果に温熱作用と湯の落下時に生ずる陰イオンの鎮静作用で痛みを和らげる。

運動浴
└温泉プールなど運動浴槽の中で運動を行う、全身浴の効果と運動効果を同時に得られる。

温泉の老化
└温泉は湧出して外気に触れると比較的すみやかに泉質が変化する、これを温泉の老化又は老成といい、効果が薄れてゆくことが多い。

温泉療法
└温泉に入浴または飲泉することによって疾病の治療をすること。

化石水
└太古に地下深くに埋蔵された動植物の遺体が分解し,石油や水になったもののうちの水分。

吸入療法
└温泉を沸騰させて、その蒸気を吸入する療法で呼吸器関係の疾病に応用される。

禁忌症
└温泉に入ってはいけない疾病及び身体の状態。

高温泉
└温泉のうち湧出時の温度が42℃以上のもの。

鉱泥浴
└温泉の湧出口の泥土や湯の花を患部に塗布あるいは侵る特殊浴。泥浴とおなじ。

腰湯・足湯
└腰や足の部分を温泉に浸す方法。温熱と水圧により血液循環を改善する。

地獄
└火山性の温泉場に多い後火山現象一つで地肌から高熱の温泉または水蒸気その他のガスを噴出しているところをいい、その地形によっては、賽の河原と呼ぶところもある。

砂湯
└砂中から湧き出る温泉熱を利用したもの。

適応症
└温泉の泉質により効能のある疾病、浴用・飲用にわかれている。

寝湯
└ぬるめの浅い浴槽に、仰向けで入浴する方法。水圧の負担が軽減されるので、高齢者や体力の衰えがある方も安心して入浴できる。

半身浴
└体の胸から下を温泉に浸す入浴法、温度や水圧の心肺に及ぼす影響が少ないので体を慣らすために、全身浴の前に入浴する。

歩行湯
└膝下程度の深さの温泉の中を歩く方法。足に刺激を与え血行を良くする。

噴泉・間歇泉
└地中の加熱水の気化膨張あるいは炭酸ガスの逸出によって、一気に地上に噴出する温泉。

蒸し湯(蒸気浴)
└地熱や温泉を利用してトルコ風呂風の蒸気浴やオンドルやサウナ風呂のように乾気浴をする。いずれも温度により筋肉をほぐし血液の循環・新陳代謝をよくする。

モール泥浴
└モール鉱泥といわれる泥炭土を温泉で薄め、適温にしたものを患部に塗布する。

湯あたり
└湯治を行うときに2→3日から1週間程してから体調異常が出ることで、温泉の効果が現れたためだが、病気・体質に合わないために起こることもある。

湯かむり(かぶり湯)
└頭から温泉をかぶって新陳代謝を高め,療養効果を上げる方法、脳貧血を予防し、関節などの血行を良くする。

湯の華
└温泉中の固形成分が沈殿したもの、硫黄泉、塩類泉に多い。

湯畑
└地獄の一つで、湧出する温泉から湯ノ花を採集するための設備をもうけた温泉。