水の中でも強度が落ちずに固まるコンクリート。コンクリートは一般にセメントと水,砂利などの骨材を混ぜて練る。固まらない状態で海の中などに入れると水に洗われてセメントと骨材がバラバラに分離してしまう。しかし水中コンクリートはポリマー(高分子)系の素材を混ぜてあるので水中のコンクリートに粘性を持たせることができ,セメントと骨材の分離が起きない。