戦争や内乱などで輸出代金が回収が不能となった場合、損害額の一定割合を補償する保険。被害額が大きいうえ、事故の発生率などが算定しにくいため、民間の保険会社ではなく政府が引き受けている。所管する経済産業省は2001年4月、貿易保険業務を担当する部署を独立行政法人の「日本貿易保険」として分離した。