1995年2月、英国ベアリングズのシンガポール法人の英人ディーラー、ニック・リーソン氏がデリバティブ(金融派生商品)への投機に失敗したことが表面化、イングランド銀行は救済を断念し、同社は倒産した。オランダの金融・保険グループ、INGグループの傘下入りが決まり、「女王陛下の銀行」の名前が消滅することを回避した。