■ 天地開闢(てんちかいびゃく)
└天地の開け初め。天地発生のとき。
■ 天地神明(てんちしんめい)
└天地の神々。「天地神明に誓って」の形で用いられることが多い。
■ 天地無用(てんちむよう)
└「(荷物、貨物などを)さかさまにするな」という意味の注意を与える言葉。
■ 輾転反側(てんてんはんそく)
└度々寝返りを打つさま。思い悩んで眠れないことのたとえ。
■ 天然自然(てんねんしぜん)
└あるがままに、人の手が加わらないで存在する状態。
■ 天罰覿面(てんばつてきめん)
└天の下す罰がたちどころに現れること。悪事のむくいが自然に与えられること。
■ 田夫野人(でんぷやじん)
└いなかもの。教養、良識に欠ける人をさげすんでいう。無風流な人。
■ 天変地異(てんぺんちい)
└天上界に現われる異変と、地上に起こる異変。天地自然の中で起こる異変・災害。
■ 天網恢恢(てんもうかいかい)
└天の網は大きすぎて目があらいようだが、物をすくい漏らすことはない。悪事をすれば必ず天罰を受ける意。「→→疎にして漏らさず」
■ 天佑神助(てんゆうしんじょ)
└天の助け、神の加護。思いがけない偶然によって助かることのたとえ。